あるある事典

色々な業界のあるあるを紹介します。

IT業界のあるある

どんな業界であれ、そこで働く人ならついうなずしてしまう「あるある」が存在します。もちろん、IT業界も例外ではありません。そんな「あるある」の中から、3つを取り上げてみます。

1つ目は「謎のアルファベット3文字が飛び交うこと」です。「CRM」「OCR」「SSL」「RPA」など、例を挙げようとすると切りがないほどです。これらは全てIT業界では頻出の略称です。例えば、「CRM」とは「Customer Relationship Management」の頭文字を取ったもので、「顧客に関する諸々の情報を一元管理すること」を指しています。これらの略称はいわゆる外資系企業のみならず、純粋な日本企業でも当然のように使われることも多いです。初めてIT業界に入った人は「英語が苦手だから外資系企業を避けたのに、周りの会話が意味不明だ」と感じることもあるでしょう。根気よく1つ1つ覚えていくしかなさそうです。

2つ目は「社員と対面で会ったときのギャップ」です。IT企業の場合、他の業界と比べて、ITツールへの苦手意識が低い人が多いので、社内でのコミュニケーションの中心は必ずしも対面の会議や電話だけではありません。メールやチャットをメインにしている企業も珍しくないでしょう。そんな中、わからないことがあったときに、メールやチャットで気さくに何でも教えてくれる人もよく見かけるものです。しかし、いざ、対面でその人と会ってみたら、恥ずかしがり屋で口数の少ない人だったというギャップを感じることもあります。面と向かってのコミュニケーションは苦手でも、ITツールを通じてなら気軽に話せるという人がいるのも、IT業界ならではかもしれません。

3つ目は「エンジニアの種類が多いこと」。一口にエンジニアといってもネットワークエンジニアやシステムエンジニア、セキュリティエンジニアなど多くの種類があります。さらには同じ仕事内容なのに企業で名称が違ったり、その反対に同じ名称でも企業で仕事内容が違ったりすることもあります。求人を探すときは仕事内容の確認が重要であることもIT業界のあるあるです。